2023年9月6日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(49) 平等ということ(3) あることがらが、差別だとして憲法違反に当たるかというのは、実際には、かなりむつかしい問題です。 2010年、高校等に在学する生徒・学生に就学支援金を給付して、実質的に授業料を無償化し、教育の機会均等に寄与することを目的と […]
2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月2日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(9) 人の生命の価値 最近のAntiwar.comのニュースで、アメリカのある上院議員の発言が報じられています。アメリカは。ロシアと戦うウクライナを支援するために膨大な資金を投入していますが、アメリカ人が死んでいないので、元が取れているという […]
2023年8月22日 / 最終更新日時 : 2023年8月22日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(8) 2014年のウクライナ 現在のウクライナの状況を考えるためには、2014年のウクライナの状況を知る必要があると思います。国際社会で正義や法の支配が、いかにご都合主義になっているかという実例がここにもあります。 そこで、ネットの参考になる記事を以 […]
2023年8月19日 / 最終更新日時 : 2023年8月19日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(48) 平等ということ(2) 「平等」という言葉は、ヨーロッパの「等しい」という意味の語を訳したものです。「等しい」という言葉は、例えば、正方形の4本の線の長さは皆等しいというようにも使えますが、日本では、その「等しい」を言い換えて、正方形の4本の線 […]
2023年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年7月27日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(47) 平等ということ(1) 憲法14条1項は、「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と定めています。福澤諭吉の、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造 […]
2023年7月8日 / 最終更新日時 : 2023年7月9日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(7)劣化ウラン弾とクラスター爆弾 ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(1)に、過去のイラク戦争では、アメリカがイラクに劣化ウラン弾やクラスター爆弾を降らせたことについて書きました。日本の自公政権は、アメリカを支持して、劣化ウラン弾にもクラスター爆弾に […]
2023年6月26日 / 最終更新日時 : 2023年6月26日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(46) 反省によって生まれた憲法条項(7) 明治憲法にあったけれども、日本国憲法では除かれた条項もあります。軍隊に関する条項、貴族に関する条項などです(ただし、天皇と皇族は残されました。)。 そのほかに、緊急事態条項も除かれました。明治憲法8条は、「天皇ハ公共ノ安 […]
2023年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年6月18日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻に関するマスメディアの情報操作を疑おう 日本で流されている情報は、著しくウクライナ寄りです。 その情報は、ほとんどアメリカ経由で日本に入ってくるのですが、マスメディアは、それに対する批判的な情報を知らせないようにしています。 インターネットでAntiwar.c […]
2023年6月8日 / 最終更新日時 : 2023年6月9日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 日本には司法権の独立・法の支配がない 大阪国際空港公害訴訟等に見る最高裁のスキャンダル 明治憲法下の司法と日本国憲法下の司法 学校では、明治時代の児島惟謙大審院長が司法権の独立を守ったと教えられます。確かに児島大審院長は大津事件に対する政府の圧力に屈せず、その限りで司法権の独立を守りました。しかし、明治憲法 […]
2023年6月5日 / 最終更新日時 : 2023年6月5日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(45) 反省によって生まれた憲法条項(6) 明治憲法の下で、立憲主義を掲げる名称の憲政党や立憲改進党、立憲政友会などができました。しかし、大正デモクラシーを経て昭和の時代に入ると、前に述べましたように、天皇機関説事件が起こり、立憲主義は天皇を侮辱するものとして、完 […]