2022年7月25日 / 最終更新日時 : 2022年7月25日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 「日米同盟」によって日本に迫る戦争の危機 1945年(昭和20年)8月の日本敗戦の後、日本の大多数の国民は、戦争の悲惨さと愚かしさを身にしみて自覚し、その愚かしい戦争を引き起こしたのは、我々の政府であることを知りました。だからこそ、日本国憲法の前文には、「政府の […]
2022年7月21日 / 最終更新日時 : 2022年7月21日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(35) 憲法に書かれていない人権 憲法14条以下には、平等、請願、国家賠償請求、奴隷的拘束からの自由、意に反する苦役からの自由、思想・良心の自由、信教の自由、集会・結社・表現の自由、検閲を受けない自由、通信の秘密、居住・移転の自由、職業選択の自由、外国移 […]
2022年7月7日 / 最終更新日時 : 2022年8月19日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 侮辱罪の刑の引き上げ(厳罰化)は民主主義の危機 7月7日、改正刑法が施行され、侮辱罪の規定が次のように変わりました。 改正前 第二百三十一条 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した者は、拘留又は科料に処する。 改正後 第二百三十一条 事実を摘示しなくても、公然と人を […]
2022年6月19日 / 最終更新日時 : 2022年6月19日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(34) 用語と憲法感覚 私が司法試験に合格して司法修習生になった1973年(昭和48年)に大阪高等裁判所、地方裁判所、簡易裁判所の合同の建物がほぼ完成し、その建物の1階に「弁護士控室」が設けられることになりました。その時、大阪弁護士会は、「弁護 […]
2022年6月18日 / 最終更新日時 : 2022年6月20日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 児童相談所(児相)の一時保護に関する児童福祉法の改正について(形だけの司法審査、違憲の上塗り) 本年6月8日、児童福祉法が改正され、児童相談所が一時保護を開始する際に、 親権者等が同意した場合等を除き、 事前又は保護開始から7日以内に裁判官に一時保護状を請求する等の手続が設けられました。裁判所は、児相が提出する資料 […]
2022年5月22日 / 最終更新日時 : 2023年5月7日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(2)他山の石として 平和活動家のJan Oberg(ヤン・オバーグ)氏が、スウェーデンとフィンランドのNATO加盟問題について説明している中から一部引用します。 (for peace by peaceful means The Transn […]
2022年5月21日 / 最終更新日時 : 2022年5月21日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(33) 人権感覚 学校では、人権教育ということで、子ども達に人権感覚を身に付けさせるためにどうするか、その前に学校の先生が人権感覚を身に付けるためにどうしたらいいかというようなことが課題になっているようです。国連では、「人権教育のための世 […]
2022年4月22日 / 最終更新日時 : 2022年4月22日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(32) 人権を侵害させない努力 人権を侵害する者は権力者だということ、憲法12条が「国民の不断の努力」を要請していることは、前に述べました。権力を持っている者は持っていない者に対して強い立場にありますから、ややもすれば、弱い立場の者の人権を侵害しやすく […]
2022年3月26日 / 最終更新日時 : 2023年7月8日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム ロシアのウクライナ侵攻について思うこと(1)アメリカとNATOの代理戦争、法の支配のご都合主義 ロシアのプーチン大統領の行動が人命軽視であることは、ほとんどの人が認めています。それと同時に、ほとんどの人が、ウクライナのゼレンスキー大統領を応援しています。 国際法に違反しているのはロシアです。しかし、ゼレンスキー大統 […]
2022年3月19日 / 最終更新日時 : 2022年3月19日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(31) 憲法を解釈するということ(3) 憲法の解釈について難しいことを書きましたが、要は、憲法の解釈を「偉い人」に任せておくだけでは、知らぬ間に人権がなくなってしまうかもしれないので、一人一人の「権利のための闘争」が必要だということです。もちろん、それには法律 […]