2021年10月7日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 裁判官弾劾裁判所だけでなく懲戒制度も違憲(2) 高裁の裁判官の分限事件よりも問題が少ない地裁、家裁、簡裁の裁判官の分限事件の方から見ていきたいと思います。こちらは高裁が「裁判」を行い、その判断に不服がある場合、最高裁に抗告という不服申立てができることになっています(分 […]
2021年10月6日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 裁判官弾劾裁判所だけでなく懲戒制度も違憲(1) 岡口裁判官は、東京高裁判事であった2018年10月17日、ツイッターに不適切な投稿をしたという理由で戒告処分を受けました。又、仙台高裁判事に異動後の2020年8月26日、フェイスブックに不適切な投稿をしたという理由で、2 […]
2021年9月27日 / 最終更新日時 : 2021年9月27日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(24) 基本的人権は天皇にも保障されるか 憲法11条第1文は、「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。」と定めています。憲法10条には、「日本国民たる要件は法律でこれを定める。」とあるのですが、この「日本国民」に天皇は入るのかという議論があり、憲法学者 […]
2021年9月23日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 裁判官弾劾裁判所に関する全国憲憲法問題シンポジウムについて 2021年9月18日、全国憲 憲法問題特別委員会シンポジウム「裁判官の弾劾と表現の自由」 が開催されたようです。 柳瀬昇教授が「制度としての裁判官の弾劾」と題する報告を行い、市川正人教授が「裁判官の表現の自由」と題する報 […]
2021年9月7日 / 最終更新日時 : 2022年12月8日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 司法修習生の「給費制」廃止は憲法違反(違憲訴訟の何がダメだったか、給費制復活のまやかし) 元司法修習生が起こしていた「給費制」廃止の全訴訟の敗訴が確定したという報道がありました。 敗訴確定は残念なことですが、私にとってそれ以上に残念なのは、その訴訟で本質的な議論がなされなかったことです。 2011年に司法修習 […]
2021年8月20日 / 最終更新日時 : 2022年11月18日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 岡口裁判官の職務停止決定の違憲は明らか 裁判官弾劾裁判所が7月29日、岡口裁判官の職務停止を決定し、判決まで岡口裁判官の職務が停止されることになったとの報道がありました。これにより、日本の裁判官弾劾制度の違憲性がますます明らかになりました。それにしても、このよ […]
2021年8月20日 / 最終更新日時 : 2021年8月20日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(22) 第9条と世界 世界には軍隊を持たない国があります。日本は憲法第9条にもかかわらず、軍隊を持たない国とは言えません。憲法違反の自衛隊があるからです。 ローマ教皇庁のあるバチカン市国は日本の皇居よりも面積が小さい、世界最小の国ですが、一応 […]
2021年7月19日 / 最終更新日時 : 2021年7月19日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 弁護士吉田孝夫の憲法の話(21) 第9条と日米安全保障条約 これについては1959年の最高裁判決があります。東京の砂川町にあった米軍基地の拡張に対し、反対運動参加者のうち7名が柵を壊して基地内に立ち入ったとして、安保条約に基づく刑事特別法違反で起訴されました。1審の東京地裁は、米 […]
2021年6月26日 / 最終更新日時 : 2022年8月12日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 日本司法支援センター(法テラス)はダメ、違憲(6) 6 法テラスは独占禁止法・下請法違反 需要と供給のバランスによって価格が決まるしくみを市場(しじょう)と言います。1999年に司法制度改革審議会設置法によって内閣に設置された司法制度改革審議会(司法審)は、弁護士を増やし […]
2021年6月18日 / 最終更新日時 : 2023年4月30日 info@miyakonojo-kamimachi.com コラム 日本の裁判官弾劾裁判所は違憲 岡口裁判官が弾劾裁判所に訴追されたというニュースがありました。私は、現在の日本の裁判官弾劾制度は違憲と考えます。 まず、憲法78条は、次のように定めています。 「裁判官は、裁判により、心身の故障のために職務を執ることがで […]